有害金属

少しずつ蓄積されていく

体内に蓄積されていってしまう有害金属にはいくつかの種類があります。
代表的なものとして、水銀やアルミニウム、鉛、ヒ素などが挙げられますが、これらはどうやって体内に蓄積されてしまうのでしょうか。

体内に混入する有害金属は、本当に少しずつ体内に入り込んできます。
例えば土。土にはさまざまな栄養もありますが、有害物質も多く存在します。
そのため、土をしっかり落とさないで生野菜をサラダなどにしていただいたりすると、ごく微量ですが体内にこれらの有害金属が入ってきてしまうんですね。

水銀も体内に蓄積されている有害金属のひとつですが、昔水俣病という公害による病気がとても多かったことをご存知でしょうか。
工場のずさんな排水管理のせいで、川に水銀が混入し、その川の水を飲んだ人がかかってしまった病気です。
感覚障害や知覚障害などのほか、重度の身体障害を引き起こした水俣病は、1970年以降は発病の可能性はないといわれていますが、今でも後遺症に苦しんでいる人はたくさんいらっしゃいます。

水銀はマグロなどの大きな魚が多く取り込んでしまっているので、妊婦さんなどはマグロなどの大きな魚はなるべく食べないように、という説があります。
マグロは小さな魚やいろいろなものを食べてしまいますので、その分有害金属も多く摂取してしまっているからだとか。
逆に妊婦の方は、いわしやアジなどの小魚を積極的に摂取するとよいようです。

老化の原因となる

こうした有害金属は、病を引き起こすのはもちろんですが、老化を早めてしまう可能性も高く、アンチエイジングを意識したい方は、デトックスが非常に重要であるといわれています。
体内に有害金属が蓄積されているかどうか、という点については、専門のクリニックで尿や毛髪から検査し、測定することができるそうですので、興味のある方は一度調べていただくとよいでしょう。

有害金属のデトックス方法として、エステでの施術を受けるほかに、自宅でも手軽に行える方法があります。
中でも手軽に行えて効果が高いのが、「無農薬野菜を食べるように心がける」こと。
「最近の土壌は昔と比べて痩せてしまっているから、無農薬野菜では必要な栄養が摂れない」とい考える方もいらっしゃるようです。

しかし無農薬野菜は、有機で栄養たっぷりの土壌をつくるために最大限の努力をし、口に入っても安心なものだけを使って栽培していますので、体内に有害金属が溜まりにくく、安心していただけます。
また無農薬野菜に含まれる豊富なミネラルが、デトックス効果を高めてくれるんです。

体内に有害金属が溜まってしまうのは本当に怖いことですので、今回始めてこの言葉を聞いた、という方も、ぜひ意識的に毒素排出を行ってみてください。
特に妊娠中の方、妊娠希望の方、小さいお子さんがいらっしゃる方は、お子さんの将来のためにも意識してあげてほしいと思います。
過去の公害被害についてきちんと理解されていたら、意識せずにはいられないはずです。